環境負荷の低減:廃棄物管理
基本的な考え方・方針
当社は、廃棄物の排出を最小限に抑え、継続的な削減に取り組むとともに、廃プラスチック等の有効利用を積極的に進めることで、持続可能な社会の実現に貢献します。
ゼロエミッションを目指して
当社では、ゼロエミッションの定義を「最終埋立処分率0.5%以下」とし、発生量の削減、有効利用・再資源化を推進しています。また、中間処理・最終処分の委託先を査察し、当社からの廃棄物が適正に処理・処分されていることの確認を継続しています。2020年から廃棄物の不適正処理への対応強化を目的として特別管理産業廃棄物を50トン/年以上発生する事業者へ電子マニフェスト使用が義務化されましたが、当社該当事業所では対応が完了し、電子マニフェストによる報告を実施しています。

産業廃棄物最終処分率の推移
廃プラスチックの有効利用
地球規模の新たな課題である海洋プラスチックごみ問題や低炭素社会の実現へ貢献するため、選別・分別の促進や、マテリアル/ケミカル/サーマル・リサイクルを通じて廃プラスチックの有効利用(単純焼却処分または埋立処分以外への利用)を推進します。

廃プラスチック有効利用率の推移
有害廃棄物の管理と適正な処分(ポリ塩化ビフェニル(PCB)廃棄物)
PCB廃棄物は、当社のPCB管理チェックリストに基づき保管状況を定期的に点検し、適切に保管し、2027年3月までに処理を完了する計画で外部委託処理を進めています。使用中機器の更新も併せて実施しています。