オープンイノベーション
オープンイノベーションの方針
レゾナックはパーパス「化学の力で社会を変える」を実現するため、共創型化学会社を目指し、業界、組織(産学官)、地域(国内外)を超えて、パートナーとの協業を推進するオープンイノベーション活動を展開しています。
エレクトロニクス/モビリティ分野では社外組織と連携することでお客さまのニーズを満たせるように、また環境分野ではベンチャーキャピタルを介して社外の優れた技術と社内保有技術を融合させることでの新規事業創出を目指しています。
オープンイノベーションの事例
次世代半導体パッケージのコンソーシアム「JOINT3」
レゾナックは2025年8月に日本、米国、シンガポール等の半導体材料・装置・設計企業27社(当社含む)による共創型評価プラットフォーム「JOINT3」を設立しました。半導体材料・装置・設計の分野において世界トップクラスの企業が集結し、515 x 510mmサイズのパネルレベル有機インターポーザー試作ラインを用いて、パネルレベル有機インターポーザーに適した材料・装置・設計ツールの開発を推進します。

廃棄シリコンとCO2からSiCパワー半導体材料を作る技術の共同研究
レゾナックと東北大学は2025年7月に、シリコンスラッジとCO2からSiCを作る技術をSiCパワー半導体材料の結晶成長に応用するための本格検討を開始しました。2024年から基礎検討が進められてきたこの技術は、「鉱物化」という、CO2を固体と反応させるカーボンリサイクル技術により、シリコンスラッジとCO2を再資源化し、有価なSiC原料を創出する技術へ応用するものです。これによりライフサイクル全体で環境負荷を低減することが可能となります。


排出CO2の有効活用によるグリシン製造の共同研究
レゾナック、日本製鉄、日鉄エンジニアリング、富山大学の4者がNEDOに提案した「CO2由来メタノール経由青酸、グリシン製造の研究開発」が2025年5月に採択されました。グリシンは農薬や健康食品、食品類、電子材料に使用される重要な化学品ですが、このプロジェクトではその原料を化石燃料由来から製鉄所や火力発電所等から排出されるCO2由来に転換することで、カーボンリサイクルの促進を図ります。

