オープンイノベーション
レゾナックは、パーパス「化学の力で社会を変える」を実現する共創型化学会社を目指し、世界中からのパートナー探索および協業を推進するオープンイノベーション(OI)※1活動を実施します。
レゾナックはOI活動を通して、社内保有技術と社外技術を融合させることによりR&Dアウトプットの最大化を目指します。社内外の人と技術におけるハブ機能を果たします(後述「共創の舞台」を設置)。
社内保有技術と社外技術を融合させるために、当社内各R&D部門に対してインタビューを実施、OIニーズを把握し、外部技術を探索し連携を推進しています。具体的な事例はリンク先※2より参照ください。
インタビューで得られたOIニーズは社外OI活動に活用されます。社外OI活動とはベンチャーキャピタル(VC)との連携であり、社内保有技術と社外の技術を融合させることを目的としています。社外OI活動には社内のニーズを起点とするプロセスと、社外技術(シーズ)を起点とするプロセスとがあります。社内ニーズを起点とする場合、エレクトロニクス/モビリティ分野におけるOIニーズを優先し、これらの分野で早期アウトプット顕現を目指しています。また、社外技術(シーズ)を起点とするプロセスでは、VCをはじめとするOIネットワークを活用し、長期R&Dテーマ(次世代高速通信材料、プラスチックリサイクルなど)を見据えた新規事業の創出を目指しています。
- ※1 オープンイノベーション(以下、OI)とは、製品開発や技術改革において社外機関が持つ知識や技術を取り込んで自前主義からの脱却を図る方法論です。2003年にヘンリー・チェスブロウ氏が提唱※しました。
- ※ Henry Chesbrough, “Open innovation: The new imperative for creating and profiting from technology”, Harvard Business School Press, 2003.
- ※2 具体的なOI事例のリンク先:2022年6月28日使用済みプラスチックから基礎化学原料を直接製造するマイクロ波による新たなケミカルリサイクル技術の共同開発を開始、2021年12月7日機能性材料向け独自MIプラットフォームの構築による材料提案の迅速化を実現、2021年10月29日次世代半導体パッケージ実装技術開発のためのコンソーシアム「JOINT(ジョイント)2」を設立