大気環境負荷の低減

取り組み方針

当社は化学企業として、大気汚染物質であるNOx,SOx,ばいじん排出量及び揮発性有機化合物(VOC)、(一社)日本化学工業協会自主調査対象物質、化学物質排出把握管理促進法(PRTR法)指定物質を含む化学物質排出量の削減に取り組んでいます。排ガスの自主管理値の設定や燃料転換、製造プロセスの改善などを行い、有害物質や汚染物質の排出を最小限に抑え、継続的な削減に取り組むことで、持続可能な社会の実現に貢献します。

有害大気汚染物質の排出量削減の取り組み

(一社)日本化学工業協会が指定した有害大気汚染物質、PRTR法対象物質等、当社が扱う主な化学物質について、代替物質への転換や回収・リサイクル率の向上に取り組み、削減を図っています。

VOC排出量の推移

  • 2022年まで旧昭和電工(対象8物質)と旧日立化成(対象50物質)の合計値。2023年は対象23物質へ統一。

大気環境負荷低減に向けた取り組み・排出量

NOx、SOxおよびばいじんなどを対前年度で削減することを目標として、重油からLNGなどへの燃料転換や燃焼法の改善、脱硫・脱硝装置の適切な運転管理、排熱回収による燃料の削減などの対策を継続して実施しています。

排ガス処理装置(伊勢崎事業所)

NOx排出量の推移

SOx排出量の推移