内定者座談会ー技術系編ー
世界を見つめ、さらなる高みを目指して成長を続ける。
そんなレゾナックならではの環境・理念に共感してくれた2024年入社予定の技術系職種の内定者6名。
就職活動のこと、レゾナックのこと、そして目指す未来のことを語ってもらいました。
先輩たちの熱い想いを感じてください。
PROFILE
五十嵐 羽奏
理学研究科
理学専攻(修士)
五十嵐 羽奏
野外スポーツ「オリエンテーリング」のサークルに所属。専攻は無機化学で、多孔性の結晶材料に水が吸着していく過程をイメージングする研究に取り組んでいます。
尾仲 柚香
理学系研究科
化学専攻(博士)
尾仲 柚香
学部時代は大学合唱団に所属し、指揮を担当しました。研究分野は「巨大なπ系分子の開発」です。博士課程では分子の開発と特性解明に取り組んでいます。
川鍋 渉
理工学府
知能機械創製理工学教育プログラム(修士)
川鍋 渉
高校までサッカーに打ち込み、今もサークルでプレーを楽しんでいます。“めっき”という製品の表面を金属の薄い膜で覆う技術の性能向上について研究しています。
工藤 湖南
理工情報生命学術院
数理物質科学研究群化学学位プログラム(修士)
工藤 湖南
大人数で編成されるビッグバンドジャズでサックスを担当しています。現在は多くの医農薬品に含まれる含フッ素化合物の新規反応開発の研究を行っています。
田口 稜真
自然科学研究科
電子情報通信学専攻(修士)
田口 稜真
ダイヤモンド半導体の量産化実現に向けた研究に携わっています。ベンチャー企業で研究分野に関連するアルバイトも行い、さらに研究を深めています。
目高 風光
工学府
応用化学専攻(修士)
目高 風光
ソフトテニスのサークルで活動しています。大学院では高分子化学を専攻し、植物由来のバイオマスから環境にやさしいポリマーを作る研究に打ち込んでいます。
レゾナックを選んだ決め手は何ですか?
川鍋
就活で重視したのは、これまで自分が培ってきたものを活かせる環境で仕事ができるかということです。学部時代は機械工学を学び、研究室では化学の知識も必要だったので、レゾナックではその両方を活かせることが決め手でしたね。
五十嵐
学んだことを軸として働きたいという想いは、私も持っていました。携わる業務で社会に貢献できる、事業がグローバルに展開している、挑戦できる環境がある、この3つを実現できるかどうかも重視していました。
目高
僕は特に環境問題の解決に貢献したい、生活を豊かにする製品の材料を開発したいという想いがあります。レゾナックは機能性化学メーカーなので、幅広い製品づくりに携わることで、自分の夢を実現できると考えたんです。
田口
専門知識や研究が活かせるかということにプラスして、若手のうちから活躍できる環境、将来性も意識したポイントです。面接で「若いうちからどんどん活躍できるよ」と教えていただき、ここなら希望を実現できると感じたんです。
工藤
私も、研究で培ったことを活かせるかどうかを一番大切にしたいと考えていました。もう一つの軸としていたのが、その企業の姿勢に共感できるかということ。レゾナックには「化学の力で社会を変える」というパーパスがあり、自分ごととして化学と社会の変革をとらえていることが印象的でした。
尾仲
私が説明会に参加する中で感じたのは、技術力を大事に考えている企業だということです。また、人に優しい社風も決め手の一つで、就活を通して出会った社員の方々が信頼できる印象の方ばかりだったんです。
目高
インターンシップに参加した時に「部下の意見を上司が支える雰囲気がある」と伺ったんです。意見を伝え合うことを大切にしてきた私の考えと合致すると思いましたね。
工藤
私は面接の時、緊張してガチガチだったんですが、面接官の方が和ませてくださったおかげで自分の想いをしっかり伝えられたんです。
田口
どの面接も終始和やかな雰囲気だったのを覚えています。研究内容を深く聞いてくれるという印象で、技術を大切にしていることを強く感じました。世界で活躍できる専門性を先輩たちから受け継げることも魅力ですよね。
尾仲
私もインターンシップに参加したんですが、感じたのは先輩方のプロフェッショナルとしての矜持です。研究に対する自信を持ち、研究にしっかり取り組める環境があることは、研究職として働く上で最高の環境だと思います。
五十嵐
新しいことに挑戦できる環境にも惹かれています。今でも世界に向けた技術や製品を手がけていますが、さらに上を目指している。私自身、チャレンジすることが好きなので、そういう環境に身を置けることが嬉しいですね。
目高
2030年までの長期目標の中で「日本発の世界トップクラスの機能性化学メーカー」を目指すと掲げられていますよね。世界規模での成長を目標にできるのも、レゾナックだからこそだと思います。
川鍋
トレンドになっている半導体を積極的に取り入れることで、今後さらに成長を続けていくはずだという期待もあります。新しい会社の一員として、一緒にこれからのレゾナックを創っていけるという醍醐味もあるんじゃないかと思っています。
内定を得られた理由は何だと思いますか?
尾仲
レゾナックは面接での研究発表や研究の姿勢を重視している企業だと感じています。しっかりと研究に取り組んでいる姿勢を伝えながら、性格や就活の軸など自分の価値観を言語化して伝えられたことが内定獲得につながったと思います。
五十嵐
私も力を入れて研究発表の対策をしました。ディスカッションができる状態まで持っていって面接に臨めたのが大きかったですね。それとパーソナルな質問には素直に答えたこと。素の自分を知ってもらえ、社風と合っていると判断してもらえたかなと感じています。
目高
僕は準備なしでいきなりしゃべっても、うまくいかないタイプ。だから、自分を理解してもらうための事前準備に力を入れ、最大限自分の魅力を伝えられるように練習しました。自己分析をしっかり行うことで、言葉の説得力も増すんです。
川鍋
僕も深く自己分析しておくことが重要だと思います。自分は何をやりたいのか、正直に面接官の方に伝えたところ、「うちに合っている」と言ってもらえました。最終面接では自己理解に関するパーソナルな質問も多く、自分がどんな人間かを伝える絶好の機会でした。
田口
自己アピールする中で、課題解決力を評価してもらえたのかなと思っています。自身の研究プロセスや課題に対してどう立ち向かったかはもちろん、課題解決を絶対に諦めない姿勢、レゾナックへの強い興味を伝えられたことも内定を獲得できた理由だと分析しています。
工藤
レゾナックのパーパス・バリューに共感したことを、しっかり伝えられたことは大きかったと思います。研究で培ったこと、自分の強みであるコミュニケーション能力をレゾナックでどう活かせるかも伝えることができ、そこを評価してもらえたのかなと。
目高
分かります! 僕も、強みである向上心も評価してもらえたポイントで、研究でもより上を目指す経験をしてきたことをアピールできました。それがレゾナックが成長する姿勢と合っていると感じてもらえたと思います。
川鍋
面接で大切なのは、自信を持ってポジティブな姿勢で臨むことだと思うんです。失敗してもポジティブにいくことが成功の秘訣なんじゃないかと考えています。
尾仲
計画的に就活を進めることも大事ですよね。私は就活の時期に研究が忙しくなることが分かっていたので、スケジュールをしっかりと把握したり、どんな課題が出るかを予想したりして準備しました。
五十嵐
私も研究や学会があり、就活との両立に苦労しました。どちらも今後の人生にとって重要なのでおろそかにしたくない。自分が納得いく結果が出るまで頑張ることも大事だと思いました。
田口
自分の研究内容への理解を深めることも重要なポイントですよね。所属する予定の部署と研究分野が近く、自分の研究を知ってもらえるのが嬉しくて、楽しく面接に臨むことができました。
工藤
そうですね。研究は成功することばかりではないですが、苦労した話も聞いていただけて。結果に結びつかなくても、どういう考えで動いたかという思考のプロセスまでを伝えられたことは良かったと思っています。
レゾナックで挑戦していきたいことは何ですか?
尾仲
配属予定の部署では、部署から既存の技術を学んで、それを活かして新しいことを始めることが求められています。まずは半導体材料開発の知識と技術をきちんと身に付けたいですね。そしてレゾナックのバリューにもある「枠を越えるオープンマインド」を自分のものにして、いろいろな部署の方々とのつながりを大切にしたいと思います。
川鍋
「日本発の世界トップクラスの機能性化学メーカー」になるという長期ビジョンの実現に貢献したいですね。自分の好みや制約にとらわれず、いろいろな課題に挑戦したい。そして、多くの人と関わりながら、経験を積み、周りから頼られる存在になりたいと思います。
田口
目標は世界に通用する人材となることです。これまで培ってきた電気電子系の専門知識に加え、化学系の専門知識も身に付けて、他にはない唯一無二の技術を開発し続けたいと考えています。その技術が一般的に使われる世界を実現させて、レゾナックの成長にも貢献したいです。
五十嵐
企業で研究する魅力は、いろいろなバックグラウンドを持つ方々と一緒に働けることだと思っています。さまざまな分野の方と積極的にコミュニケーションを取り、その知見を活かした開発に携わりたいですね。そして広い視野を持ち、使う人の立場に立ったモノづくりをしたいと考えています。
工藤
世界中の人の役に立つ製品の開発を実現したいですね。レゾナックは半導体材料においてグローバル売上第1位を誇っています。ゆくゆくは半導体・電子材料の開発に携わり、その高い技術を学ぶことで自分の専門性を伸ばしたいです。
目高
実現したいのは、環境問題の解決です。配属予定の部署は半導体に使われる電子基板の材料を開発する部署。樹脂など石油由来の材料を使うのが主流ですが、それらを環境にやさしいバイオマス由来の材料に置き換えることで、環境に配慮した製品の開発に取り組みたいですね。
五十嵐
新しいもの、今までになかったものをつくっていく。そうしたことにレゾナックで挑戦できるのは、嬉しいことだと思います。新しい領域にも臆せず入っていきたいですね。
尾仲
新しい人とつながり、新しいことを学ぶ姿勢も大切ですよね。成果を上げる上で必要なことだから意識していきたいと思います。
田口
実力主義など「プロフェッショナルとしての成果へのこだわり」のバリューは、一番自分に刺さっています。若いうちから活躍し、世界で通用する人材になるためにも、成果にはこだわりたいですね。
工藤
私もそう思います。まずは成果にこだわるビジネスパーソンとしての基礎を身に付けて、開発に携わっていきたいと考えています。さらに、いろいろな知識を自分のものとしながら社会を見通せる人材になることも目指したいです。
川鍋
「機敏さと柔軟性」というバリューには、「挑戦を称賛し失敗に寛容になる」とも明記されています。世界トップを目指すには保守的になりすぎず、挑戦を続ける姿勢を持ち続けたいと思います。
目高
さまざまな技術の中でも半導体の開発スピードは速いもの。最新の知識にアンテナを張りスピードに対応しながら、柔軟に自分の中で消化していくことを大事にしたいと思います。