ホワイト物流

基本的な考え方・方針

“ホワイト物流”推進運動とは、物流業界の労働環境の向上を目指し、2019年3月に国土交通省・経済産業省・農林水産省が開始した取り組みで、以下を目的としています。

  • トラック輸送の生産性の向上・物流の効率化
  • 女性や60代以上も働きやすい、より「ホワイト」な労働環境の実現

“ホワイト物流”推進運動は、物流業界の働き方改革ともいえる運動であり、その実現には荷主のコンプライアンスが重要になっています。 当社はこの運動に賛同し、2019年5月に化学業界の先頭を切って自主行動宣言を行い、その実現に取り組んでいます。

主な取り組み

  1. 1. 物流担当者会議
    当社の物流担当者が集合し、最新の物流動向の情報共有と、ドライバー作業環境改善や物流効率向上に向けた取り組みについての意見交換をする会議を2018年より年2回定期的に開催しています。
  2. 2. 荷主としての異常気象時の運行判断ガイドライン制定
    国土交通省の運送事業者に向けの運行判断の目安に基づき、当社ガイドラインを制定しました。気象状況の度合いに応じて、荷主として運送事業者へ輸送を依頼するべきか判断するための目安を設け、ドライバーの安全確保への配慮を徹底しています。
  3. 3. パートナー運送事業者とのトラックドライバーの労働条件改善に向けた対話
    各拠点で主要なパートナー運送事業者を対象として選定し、法令遵守とトラックドライバーの労働条件改善、生産性についての問題意識を共有し、対話する場を設けています。作業の合理化等について要請があった場合は、真摯に協議に応じるとともに、自らも積極的に提案しています。(例:接触事故防止のため場内通行ルート整備、ドライバーが担当する作業に関わる安全器具の拡充、荷待ち時間を配慮した集荷時間・場所の設定 等)。