実験その3 重曹とクエン酸を使って

重曹にクエン酸などの酸性の液体を加えると炭酸ガスができ、水にとけるとシュワシュワっとした炭酸水となります。

準備するもの

ラムネ:1.5cm四方 約24個分
重曹小さじ1/3・クエン酸小さじ1/4・粉糖50g・コーンスターチ10g・レモン汁小さじ1/2・水少々・プラスチックコップ・小さめの型・食紅

バスボム:5㎝四方程度の型 約2個分
重曹大さじ3・クエン酸大さじ1・水少々・ボウル・ラップまたは大きめの型・霧ふき・食紅・アロマオイル

作り方

ラムネをつくろう

手順1
粉類をすべてコップにいれてよく混ぜ、レモン汁を加える。

  • お好みで食紅を少々加える。

手順2
水を適量加え(さらさらするが握ると固まるぐらい) 、型に粉を押し込む。

手順3
半日から1日ほど乾燥させたら出来上がり!

完成 食紅を使って、カラフルに

バスボムをつくろう

手順1
ボウルに、重曹とクエン酸を入れて混ぜる。

  • お好みで食紅を少々加える。

手順2
霧ふきで水をほんの少しかけながら、握ったときに指のあとが残るくらいまで混ぜる。

  • お好みで食紅・アロマオイルを数滴加える。

手順3
ラップに包んで真ん丸にする、またはお菓子の型に入れる。

手順4
半日から1日ほど乾燥させたら出来上がり!

完成 オレンジのアロマオイルを混ぜてよい香りに

バスボムを湯船に入れるとしゅわしゅわするのはラムネと同じ原理で炭酸ガスが発生するからだね!
炭酸ガスには血行を良くして、筋肉の疲れをほぐす効果があるよ!

この実験に使用するものについて

クエン酸

みかんやレモンといった柑橘類などに含まれる酸味のある=すっぱい成分です。
食用に使える製品と、そうでない製品が売られています。この実験では必ず食用のものを使ってください。

重曹

お菓子をつくるときのふくらし粉などの食品添加剤、お掃除など生活のいろいろなシーンに使われています。
食用に使える製品と、そうでない製品が売られています。この実験では必ず食用のものを使ってください。

豆知識

ラムネが冷たく感じるのはどうして?

弱アルカリ性の重曹(炭酸水素ナトリウム)と弱酸性のクエン酸に水分が加わると、中和反応が起こり、炭酸ガスが発生します。ラムネ菓子を食べると口の中が冷たく感じるのは、ラムネの成分が唾液の水分に溶けて中和反応が起こり、炭酸 ガスが発生することでまわりの熱を吸収するからです。