実験その2 スライムをつくろう
洗濯のりにホウ砂水をいれると、ゼリーみたいにとろんとした不思議な手触りのモノができます。どんな変化がみられるかな?
- ※ 必ず大人の人と一緒に行いましょう。
- ※ その他の注意事項はこちらをみてね。

準備するもの
【手のひらにのるくらいの量】
洗濯のり40m(成分にPVAと表示されているもの)・ホウ砂(薬局などで買うことができます)5g・水40ml・ぬるま湯50ml・食紅・プラスチックコップ2個(大・小)・かき混ぜ棒(わりばし)

作り方
手順1
小さい方のプラスチックコップにぬるま湯(おふろのお湯の温度くらい)を入れ、ホウ砂を加えてよく混ぜ、ホウ砂水をつくる。
ホウ砂は全部とけなくてもだいじょうぶですよ。うわずみ30mlくらいをつかいます。


手順2
大きい方のプラスチックコップに、洗濯のりと水(食紅を少し加えて色をつけておく)を入れてかき混ぜ棒でよくかき混ぜる。
ホウ砂を目や口に入れないよう気を付けてね!


手順3
「手順2」に「手順1」でつくったホウ砂水のうわずみ30mlくらいをを少しずつ加えながら素早くかき混ぜる。

手順4
全体が固まったら出来上がり!
スライムで遊んだあとは、手に付いたスライムが完全に落ちるまで手を洗いましょう。
スライムを口に入れないこと!
遊び終わったスライムは普通ゴミとして捨ててください。


ホウ砂
目の洗浄などにも利用されていますが、目や口に入れないように十分気を付けてください。ホウ砂を触った手で目をこすったりしないでください。

スライムのふしぎ
洗濯のりに含まれるPVA(ポリビニルアルコール)の分子は直線状に結び付いた長い糸のような構造になっています。
そこにホウ砂(四ホウ酸ナトリウム)の水溶液を混ぜると、ホウ砂がPVAの糸の間をつなぎ、網目状の構造に変わります(架橋結合)。その網目に水の分子が閉じ込められることで、ぷよぷよとしたゲル状のスライムが出来上がります。
