社会貢献活動
基本的な考え方・方針
私たちは、パーパス「化学の力で社会を変える」のもと、当社グループの強みを生かした社会貢献活動を通じ、社会に貢献していきます。
推進体制
総務部、人事部、環境安全室、サステナビリティ部、CROやCHROなどのメンバーが集まり、「社会貢献活動ワーキングループ」として、活動内容や体制についての議論を行っています。地域のステークホルダーが認識している社会的課題をコミュニケーションによって集約し、課題解決に資する取り組みを実施しています。具体的には、事業所やグループ会社ごとにこれまでの活動を踏まえながら、それぞれの立地する地域社会の状況に合わせて推進しています。
2021年も新型コロナウイルス感染拡大防止のため、各拠点で計画していた多くの活動を見合わせました。2022年も新型コロナウイルスの感染状況を踏まえたうえで実行計画を策定し、引き続き各地域における課題解決に貢献していきます。
また、当社は希望する従業員が社会貢献活動に参加できるよう、サポート休暇(年間5日)やライフサポート休暇(通算3年を限度に私費留学や配偶者海外赴任帯同、ボランティアなどに充当可)などの制度を設けており、こうした活動に充てることが可能です。
2021年の活動実績
地域・社会貢献活動 事例(1)
アルミ缶リサイクル活動
当社は、当社グループや協力企業各社を含め、従業員によるアルミ缶リサイクル活動を継続して実施しています。
当活動の収益金の一部は、地域の社会福祉協議会や福祉施設、障がい者サークルなど、さまざまな施設や団体へ寄付しています。2022年は合計約150万円の寄付を実施しました。

社会福祉協議会へ収益金を寄付
(喜多方事業所)
地域・社会貢献活動 事例(2)
「大分県でのスポーツ振興支援」
大分スポーツ公園総合競技場などの施設は、当社の中核事業の一つを担う大分石油化学コンビナートが立地する大分県の代表的な施設であり、サッカーJリーグや各種スポーツ大会等に広く活用されています。
当社は大分スポーツ公園内の施設について、大分県からネーミングライツ(命名権)を取得しました。総合競技場は「レゾナックドーム大分」と命名され、2019年から2024年までの5年間、この名前が使われることになります。命名権料の一部は、地域貢献・スポーツ振興事業(パートナーシップ事業)に充当され、同県のスポーツ振興への寄与と地域社会の活性化に役立てられます。

写真中央の総合競技場が
「レゾナックドーム大分」
また、サッカーJリーグの大分トリニータも地域密着型チームとして、地域の活性化・スポーツ振興に大きく貢献していることから、同チームへの支援が当社のCSR活動のさらなる向上につながると考え、2020年よりユニフォームスポンサーとして支援しています。
地域・社会貢献活動 事例(3)
「次代を担う人材育成」
地域・社会貢献活動 事例(4)
「霞ヶ浦周辺環境再生事業」
当社グループも工業用水として利用する霞ヶ浦の水質環境悪化という社会課題に対し、水質改善と周辺の生物多様性の改善をめざし、認定NPO法人アサザ基金と協力し、霞ヶ浦でのアサザ(水藻)の植え付けや、茨城県桜川市の耕作放棄地で米づくりと環境整備を行い、里山環境を再生させる活動を2012年度から行っています。(2020年より新型コロナウイルス感染拡大防止のため対面型活動を中止中)

活動の様子
地域・社会貢献活動 事例(5)
「グリーンカーテンプロジェクト」
「地球温暖化」という社会課題に対し、快適な環境をエアコンに頼らず楽しみながらつくる「グリーンカーテン」を国内外の事業所および事業所周辺地域に展開・普及させる活動を行っています。(協力:NPO法人緑のカーテン応援団)
