Moistol®/モイストール®

製品説明

Moistol®/モイストール®(全成分表示名称:イノシトールオリゴ糖、水)は、イノシトールにオリゴ糖を付加させたイノシトール配糖体です。
もともとイノシトールには肌や頭皮への保湿効果がありますが、オリゴ糖を付加させることでさらに機能性を高めました。
Moistol®は、高い保湿効果に加えて、独自のアンチエイジング効果やアンチポリューション効果も兼ね備えており、多機能性原料としてお使いいただけます。
Moistol®は、化粧水、美容液、ジェル、乳液、クリームなどのさまざまな剤型へ配合が可能です。

イメージ図

保湿効果 ~セラミド産生促進~

皮膚の保湿機能には、角質層に存在する脂質のセラミドが重要な役割を果たしています。
Moistol®はオリゴ糖を付加させたことにより、効果的にセラミドの産生を促進させ、皮膚の保湿機能を改善させます。

セラミド産生測定試験(in vitro)

セラミド産生測定試験(in vitro)

保湿効果 ~肌荒れ改善作用~

乾燥した肌では角層状態が乱れており、角層を採取すると1層ではなく、何層も重なって剥離される場合があります(多重剥離)。
保湿され角層状態が整うと、1層ずつ剥離することができます。
1%Moistol®ローションを8週間ヒトに連用させたところ、有意に多重剥離部分の面積が減少し、角層状態が改善されていることが確認されました。
Moistol®は角層状態を整え、乾燥による肌荒れを改善することで保湿効果を示します。

肌荒れ改善作用(in vivo)

肌荒れ改善作用(in vivo)

アンチポリューション効果 ~PM2.5~ Moistol®独自機能

大気に含まれるPM2.5などの微粒子や化学物質は、肌に炎症を引き起こし、かゆみや赤味などの肌荒れの原因となります。
こちらは、ヒトの表皮細胞をPM2.5で処理し、炎症物質の産生率を確認した結果になります。Moistol®は、PM2.5を暴露したときに発生する炎症物質を有意に抑制しました。

PM2.5暴露後の炎症成分測定試験(in vitro)

PM2.5暴露後の炎症成分測定試験(in vitro)

アンチエイジング効果 ~ヒアルロン酸産生促進~ Moistol®独自機能

真皮細胞マトリックスの中で、高い水分保持能を有し皮膚の柔軟性に大きく寄与しているのがヒアルロン酸です。しかし、老化に伴ってヒアルロン酸産生量は減少し、しわやたるみの原因となります。
こちらは、老化線維芽細胞を用いてヒアルロン酸の産生量を調べた結果です。 Moistol®を添加すると、ヒアルロン酸が濃度依存的かつ有意に増加しました。

ヒアルロン酸産生測定試験(in vitro)

ヒアルロン酸産生測定試験(in vitro)

セミナー資料

週刊粧業主催のWebセミナー「第3回原料ウェビナー」にて、Moistol®の各機能について紹介しました。
タイトル:様々な環境ストレスに対応! ~新規原料Moistol®のご紹介~

製品関連情報

性状

液体

保管条件等

容器は密閉し、冷暗所に保管する。

荷姿

1㎏ポリボトル

CAS Reg#

2299220-51-0、7732-18-5

関連諸法規

薬機法

お問い合わせ先

受付時間 平日9時~18時
(土日・祝日・当社指定の休業日を除く)

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