16年に及ぶ取り組みにより、男性の育児休業取得率が大企業平均の2倍に

~9/19「育休を考える日」に合わせ本年も「パパキャン」を実施~

2023年09月15日
株式会社レゾナック・ホールディングス

 株式会社レゾナック(社長:髙橋 秀仁)は、2008年以来16年にわたる取得推進の取り組みの結果、2022年度の男性従業員の育児休業取得率93.5%を達成しました。
旧昭和電工(株)での取り組みを含む

 レゾナックでは、多様な人材が能力と個性を発揮できる職場環境づくりを目指してダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE&I)を推進しており、その一環として2008年より男性従業員の育児休業取得促進を目的としたキャンペーン「パパキャン」を実施しています。本キャンペーンでは、育児休業取得対象者に対して、制度内容や育児休業申請書などの関係書類を上司から本人に直接渡してもらいます。上司経由で連絡することで、上司や職場の理解促進と対象者本人が育児休業を取得する動機づけにつなげ、男性従業員も当たり前に育休を取得できる職場風土が着実に根付いています。

 こうした取り組みの結果、2022年度は男性の育児休業取得率が前年比プラス14.5%の93.5%となりました(大企業平均取得率46.2%)。育児休業を取得した男性従業員からは、「業務の引継ぎは大変だったが、業務の棚卸や、属人化の解消ができ、長期的にはプラスになった」、「復職後も定時内で最大限のパフォーマンスを発揮し、残業しない働き方を心がけるようになった」など、ポジティブな感想が多く聞かれています。

 今年も9月19日の「育休を考える日」に合わせ、「パパキャン」を実施するほか、男性向け育児セミナーや、育児休業を経験した男性従業員とこれから取得を考える従業員との座談会の開催、性別問わず参加できる仕事と育児の両立支援セミナーなどを実施し、希望する男性従業員が100%育児休業を取得できる職場環境づくりに取り組んでいきます。

 

〈レゾナックの男性育児休業の取得率〉

男性育休取得率推移

※1. 2020年、2021年の取得率は旧昭和電工(株)のデータ
※2. 出典:厚生労働省「令和5年度男性の育児休業等取得率の公表状況調査」(速報値)
※3. 出典:令和4年度雇用均等基本調査 1.健康経営の評価指標の設計

 

〈男性育休プロジェクトへの賛同〉

 レゾナックグループは、積水ハウス株式会社が進める「男性育休プロジェクト」*に賛同し、多くの賛同企業や団体と共に男性の育児休業取得を促進します。

男性育休プロジェクトとは、積水ハウス株式会社が「わが家を世界一幸せな場所にする」というグローバルビジョンのもと、日本でも男性の育児休業取得が当たり前になる社会を目指して活動してきたプロジェクトです。9月19日を「育休を考える日」に制定し、企業で働く男性の育休取得実態を探る「男性育休白書」の発行や情報発信の場として「男性育休フォーラム」の開催などを展開しています。

 

育休を考える日ロゴ

 

 

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