電子材料用高純度ガス 武漢市に分公司を設立

-中国・華中地区での販売を強化-

2018年03月30日
昭和電工株式会社

昭和電工株式会社(社長:森川 宏平)は、中国における電子材料用高純度ガス事業強化のため、武漢市に「上海昭和化学品有限公司(上海市 以下、SSC)」の分公司を設立し、今月より営業を開始しました。

世界的な電子機器需要の拡大と中国政府による産業育成策により、中国では半導体・FPD(フラットパネルディスプレイ)市場が急成長しています。従来、当社は上海より電子材料用高純度ガスを出荷し、中国国内のユーザーに販売していましたが、以下の理由から、武漢市に倉庫を保有する営業拠点を設立しました。

  1. 電子材料用高純度ガスに対する法規制が強化される中、倉庫の分散による安定した物流網を確立することが急務であり、武漢市は主要都市を結ぶ物流拠点として好立地であること。
  2. 武漢市を含む華中地区で大規模な半導体・FPD工場の建設が相次いでいること。

販売・物流機能を併せ持つ電子材料用高純度ガスの中国拠点は、上海に次いで2か所目となります。中国では、今後も全土で多数の半導体・FPD工場の新設が計画されており、当社グループは各地区における本事業の拡大、主要メーカーとのさらなる関係強化を目指し、引き続き販売・物流拠点の整備を進めていきます。

以上

【分公司の概要】

  1. (1) 社名:上海昭和化学品有限公司武漢分公司
  2. (2) 所在地:武漢化学工業区化工五路一号(武漢恒基達キン国際化工倉儲有限公司 内)
  3. (3) 設立:2018年2月11日
  4. (4) 事業内容:電子材料用高純度ガス及び化学品等の販売
  5. (5) 責任者:丸橋 明(上海昭和化学品有限公司 副総経理)
写真:武漢恒基達キン国際化工倉儲有限公司 倉庫外観

武漢恒基達キン国際化工倉儲有限公司 倉庫外観

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