「色弱者*」の課題解決アイデアソン参加者募集開始

~レゾナックとともに課題解決に挑戦しませんか?~

2024年06月26日
株式会社レゾナック・ホールディングス

株式会社レゾナック(社長:髙橋秀仁、以下、当社)は、7月22日(月)に横浜市新子安の研究拠点「共創の舞台」で、「色弱者」の課題解決に向けてアイデアを出し合う、アイデアソンワークショップを開催します。本日6月26日(水)より、以下のフォームにて参加者を募集しますので、ぜひご応募ください。

当社は、「化学の力で社会を変える」をパーパスに掲げ、社会のさまざまな課題を発見し、当社の持つ経験や発想、材料技術により解決することを目指しています。しかし、昨今、社会が抱える課題は大きく複雑で、一社単独で解決できるものではありません。当社は、「共創型化学会社」として、さまざまなステークホルダーとの共創により、課題解決に貢献していきます。

本企画の主催者・呼びかけ人は、生まれつき、緑の光を感じる目のセンサー(錐体)が無かったり、機能しないことにより、赤と緑の差が分かりにくいD型色覚を持ちます。主催者は、「世の中の『色弱者』向けのソリューションは十分ではなく、化学会社である当社の技術力を生かせば、素材開発で色の見え方の問題を解決できるはずだ」という想いから、本課題の解決を目指し、研究活動を行っています。
 本課題の解決には、「色弱者」が抱える課題に真摯に向き合うこと、そして、多くの企業・ユーザーと共創することが重要です。この度は、さまざまな方に参加いただき、「色弱者」のまわりにどのような課題があるのか、また、その課題をどのように解決できるのか、共に考え、アイデアを出し合いたいと考え、アイデアソンを開催することにしました。
*「色弱者」は社会が色覚の多様性に対応していないためにさまざまな困りごとを抱えてしまっている色の弱者を示す言葉です。

【開催概要】
■テーマ「『色弱者』が日常生活で感じる課題(仮)」
    ※申し込み時に記入いただくコメントを拝見し、テーマを変更する可能性があります。
■日時 2024年7月22日 (月) 13:30-17:00(13:00受付開始)
■場所 株式会社レゾナック 共創の舞台 複合棟5F(神奈川県横浜市神奈川区恵比須町8)
■内容 いくつかのチームを結成し、「色弱者」が感じる課題について理解し、どのように課題を解決できるのか考えます。出し合ったアイデアについては、審査員よりコメントいただき、今後に繋げます。
■審査員(五十音順)
 ・NPO法人 カラーユニバーサルデザイン機構 副理事長
 (ソラノイロLLC代表取締役・東商1級カラーコーディネータ) 伊賀 公一氏
 ・株式会社 Q0 代表取締役社長 林 千晶氏
 ・東京工芸大学 芸術学部 インタラクティブメディア学科 教授
 (同大 色の国際科学芸術研究センター 前センター長) 野口 靖氏
■参加費 無料
■その他
・アイデアソン終了後(17:00ごろ)に1時間程度、参加者、事務局メンバーとの交流会を開催いたします。
 簡単な飲み物・軽食を用意しておりますので、お時間の都合がつきましたらぜひご参加ください。
・同フロアに、当社の研究内容、製品紹介の展示がございますので、自由にご見学ください。
・当日のアイデアは、ワークショップ・交流会終了後も「共創の舞台」に提示し、さらに議論し、ブラッシュアップしていきたいと考えています。

【こんな方に】
 ・色覚多様性の観点で課題を感じている、あるいは想いがある方
 ・色に関係する仕事・活動に携わっている方
 ・ピアサポーターの様な支援活動に携わっている方
 ・エンジニア、デザイナー、プランナーなどのプロダクト開発に関わる方
 学生、社会人等どなたでも大歓迎です!また、アイデアづくりのイベントが初めてという方も大歓迎です!

【申し込みについて】
■応募期間 2024年6月26日(水)~7月19日(金)
■募集人数 50人
■申し込みフォーム 
https://forms.office.com/r/5jCspMaqpA


【開催について】
主催 株式会社レゾナック

【「共創の舞台」について】
「共創の舞台」は、レゾナックが目指す「共創型化学会社」の思想に合わせて開設された研究拠点です。主に将来の事業創出につながる長期R&Dテーマを推進するとともに、それらをハード・ソフト両面から支援・強化する、技術データおよびコーチ・メンタープラットフォームを設置しています。加えて、材料科学解析、計算科学・情報利活用、エンジニアリング・モノづくり、化学品管理の側面から技術支援を行う部門も、この「舞台」で活動しています。
レゾナックグループ内の多様な技術をつなぐ組織横断的なハブ機能、グループ外の周辺地域や国内外に開いた施設として、オープンイノベーション活動を通した協働・共創の推進機能を有し、持続的社会の実現に貢献するR&Dテーマを推進します。

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