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01

入社の決め手は何ですか?

  • N. M. さん

    私の就職活動の時期は、いわゆる氷河期でした。そのため、安定感のある企業というのは重要なポイントでした。

  • M. S. さん

    私は教授の推薦で、特に迷うことなく入社を決めました。当時の就職活動は、現在のように何社もエントリーするようなものではなくて、あまり選択肢は無かったんです。今の学生の皆さんからすると想像つかないかもしれませんね。

  • A. K. さん

    当社のことはご存じだったんですか?

  • M. S. さん

    ええ、大学の研究室で当時の昭和電工(現 レゾナック)と共同研究をしていたので、社名だけは知っていました。実際に入社してみると、賢くて穏やかな人が多いのは嬉しかったです。とても働きやすい会社だと感じました。

  • A. K. さん

    私もM. S. さん同様、社名だけは知っていました。隣の研究室の先輩が入社していたんです。就職活動を始めた時にそのことを思い出し、会社のホームページを開いてみたら、目に飛び込んできたのが「オンリーワンの個性を大事にします」というキャッチコピー。このフレーズのアカデミックな精神に共感し、第一志望になりました。

  • R. H. さん

    私は社員座談会の印象が入社動機につながりました。真面目で誠実な人が多いと感じたんです。

  • A. K. さん

    R. H. さんはこの中で唯一、文系の出身ですね。

  • R. H. さん

    はい、広く社会を支えるモノづくりをしている会社で働きたいと思い、化学メーカー、素材メーカーを志望しました。その中で出会ったのが当社だったんです。

  • A. K. さん

    私が今でも忘れられないのは、採用担当の方です。女性のドクターでとてもカッコよくて、こんな人になりたいという憧れも入社の決め手になりました。

  • N. M. さん

    そういうロールモデルの存在って、心強いですよね。私は学生時代からずっと働き続けたいという漠然とした希望があったので、生活環境の変化に合わせてさまざまな選択肢を持てる会社がいいと思いました。その点、当社には多様な製品群や職種があるので、キャリアやライフイベントに合わせて選択肢も豊富だと感じ、入社を決めました。

02

仕事と子育て、どのように両立させてきましたか?

  • R. H. さん

    私の場合、結婚や出産はこれからなんですが、仕事とどう両立させたらいいか、なかなかイメージできません。周囲には育児休業を取得したり短時間勤務で働いたりする先輩も多いので、特に大きな不安は無いのですが。

  • N. M. さん

    R. H. さんの気持ちはよく分かります。私は今日の座談会を勉強の場だと楽しみにしていたので、ぜひ仕事と子育てを両立している社員として大先輩のM. S. さんにご経験を伺いたいです。

  • M. S. さん

    2人の娘はもう成人しました。よく後輩の皆さんに「どうやって乗り越えたんですか」と聞かれるんですが、日々目の前のことを乗り切るので精一杯だった気がします。うまくできたかと聞かれると、自信は無いですが。

  • N. M. さん

    やはりそうなんですね。我が家は今、夫が海外赴任中で、育児については私のワンオペ状態なので、目の前のことで必死です。 M. S. さんのお話を聞いて、目の前のことで精一杯なのは誰でも同じなんだと思い、気持ちが少し楽になりました。

  • A. K. さん

    私は息子の夜泣きで、睡眠不足に悩まされることがあります。いつ体調が崩れるか分からず、今日できる仕事は確実に今日中に終わらせるという習慣がつきました。

  • M. S. さん

    仕事も育児も、両方100点なんて無理なんですよ。それぞれ60点ずつの及第点ギリギリでもいいんじゃないかしら。それでも合計すれば120点になりますし。

  • R. H. さん

    確かにそのとおりですね。

  • A. K. さん

    M. S. さんが育児をされていた頃に比べると、今では働くママの存在は当たり前になったと思います。職場の皆さんも特別視することはないですし、サポートしてくれていますよね。

  • M. S. さん

    それに出産・育児に限らず、病気や怪我で長く休まざるを得ないという状況は、男性を含めて誰にでも起こりうることじゃないですか。当社は男性の育休取得も奨励していますし、そうした人を周囲が支えていく風土は当たり前のように根づいていると思います。

  • A. K. さん

    育児が仕事にとってプラスになることもありました。子どもって言葉で言い聞かせても思うように行動してくれないじゃないですか。その経験から、職場で新しい取り組みを導入する際も、ただ使ってと指示するのではなくて、まずニーズや想いを聞いて、それに合う方法を導入するようにしました。「使用者が思わず使ってしまう仕組みづくり」を心掛けたんです。すると皆さんも自然に受け入れてくれるようになりました。仕事の突破口を、子どもに教わりました。

  • R. H. さん

    素敵なエピソードですね。子育ての経験が仕事の力になるなんて、想像もしませんでした。

  • M. S. さん

    親というロールが人間性を磨いてくれる面もあると思います。

03

女性にとって、レゾナックは働きやすい職場ですか?

  • N. M. さん

    育児休業制度や短時間勤務制度など、制度面は十分に整っていると思います。そして、その制度を実際に使える職場の雰囲気・環境だと感じています。 私は職場の理解もあり、さまざまな制度を活用させてもらっていて、子どものお迎えや通院なども、フレキシブルに対応できています。

  • R. H. さん

    私はフレックス制度をよく利用しています。例えば午後に用事があるときは終業時刻を早めることができます。将来家庭を持ったときも、有効活用したいと思います。

  • N. M. さん

    私の生産技術部門は男性が多い職場ですが、だからといって働きにくさは感じません。女性が少ない分、私なりの働き方を模索しています。将来的に、後輩が私の働き方をロールモデルの一例としてくれると嬉しいです。

  • A. K. さん

    私も普段、職場で性差を意識することは無いですね。

  • N. M. さん

    子どもって想定外の時に熱を出したりするから、働く時間を柔軟に調整できる制度は助かりますよね。ただ精神的には辛いこともありました。休めない重要な仕事の時に子どもが熱を出して、病児保育を利用したこともありました。「子どもが高熱なのに私は仕事をしていいのかな」と悩んだこともあります。日々、葛藤しながら、仕事と家庭のその時の最適な在り方を模索しています。

  • A. K. さん

    妊娠中、上司に相談したら有機溶媒を使わないチームに移らせてくれました。健康を気遣ってくださったのです。職場にはそういう配慮をしてくれる方ばかりなので、環境として恵まれていると思います。ただ精神的には、育休中が一番辛かったです。仕事が大好きで、一日も早く職場に復帰したいのに休まなきゃならないというのが苦しかった。

  • M. S. さん

    そこは難しい問題ですよね。周囲のサポートはしっかりしていますが、子育てについてはやはり親である自分がやるしかないですし。正直に言ってこの点について私は割り切って、子育ての10年間は昇格を諦めました。自分で決めたことですから、後悔はしていません。

  • R. H. さん

    私もどんな判断をすることになるのか、その時にならないと想像できません。

  • A. K. さん

    そうですね。私の場合、今は夫が主体となって育児をしていて、私はフルタイムで職場に復帰し、バリバリ業務に取り組んでいます。

  • M. S. さん

    子育てでいったん休職や時短などでペースダウンした女性が、再びギアを上げてキャリアに復帰しようとしたときに、どうサポートしていくかというのはこれからの課題でしょう。ただどんな道であろうと自分の意思で主体的に選ぶことが大切ですし、女性ならではの選択肢の多さはむしろ人生の楽しみの一つのような気がします。

04

女性の求職者の皆さんへメッセージをお願いします。

  • R. H. さん

    私は労務の担当なので、女性としての視点を活かして、より良い職場環境づくりに貢献したいと考えています。レゾナックが「世界トップクラスの機能性化学メーカー」となるために、女性の皆さんの活躍に期待しています。

  • A. K. さん

    もう「女性だから」「男性だから」と性別にこだわる時代ではありません。お互いに得意なところと苦手なところを認め合い、支え合っていけばいいんじゃないでしょうか。どちらも同じ人間として思いやることが大切だと思います。

  • N. M. さん

    そうですね、男性や女性といった性差にかかわらず、自分のやりたいことを相手に伝え、それを叶えるために自ら動くことが大切だと思います。その意味でも私は、自分のビジョンをしっかり持ち、それを相手に伝えることのできる人と一緒に働きたいと思います。

  • M. S. さん

    働くことと子育てやプライベートのことは対立するのではなく、楽しみながら両立できることだと思います。そんな考えを浸透させていき、一緒に新しい会社のカルチャーをつくっていきましょう。そして「化学の力」で世界を変えていきましょう。

※社員の所属およびインタビュー内容は、取材当時のものです。

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