RHQを通じた統制・支援
レゾナックグループは、グローバルに事業を展開する上で、北中米・欧州・東南アジア・中華圏の4地域にRHQ(Regional Headquarters:地域統括会社)を設置し、ガバナンスと関係会社支援体制の強化に取り組んでいます。RHQは、本社と連携しながら各地域の関係会社に対する統制・支援を担い、国・地域ごとの法規制や商習慣への対応を含め、グローバルでのグループマネジメント体制を支えています。
RHQの位置づけ
レゾナックグループでは、リスクマネジメントにおけるディフェンスライン(防衛線)の考え方に基づき、各組織の役割と責任を明確にしています。グループ経営規程において、RHQはCXO組織とともにディフェンスラインにおける第2線として位置づけており、CXO組織と連携しながら、地域内の関係会社に対するリスクの管理とモニタリングを担っています。
なお、RHQの地域統括機能は、ガバナンスと業務支援の両面からグループマネジメント機能の強化を担います。これらの機能を通じ、RHQは本社(CXO)組織による方針を各地域に展開・具現化する役割を果たし、グループ全体の方針と各地域の実情をつなぐ「地域のハブ」として機能しています。
現在の取り組み
ガバナンス機能においては、本社が定める各種方針・規程の地域展開および浸透を図るとともに、それらの運用状況のモニタリングや、調査を通じた課題の認識、各種本社主導施策の現地展開を通じて、地域全体でのガバナンスの向上に取り組んでいます。
また、支援機能においては、会計・人事・ITなどのシェアードサービスの提供に加え、業務改善支援や教育機会の提供などを通じて、関係会社の自律的な運営と成長を支えています。
一方で、地域ごとの事業特性や成熟度の違いにより、RHQに求められる機能や役割には差異があるほか、CXO組織の機能の一部が十分に地域に展開しきれていない領域も存在しています。
当社グループでは、こうした課題を踏まえ、各地域の実情に応じた機能配置の最適化や人員体制の強化、費用対効果を意識したサービス提供体制の高度化に取り組んでいます。あわせて、提供するサービス内容の継続的な見直し・高度化を図ることで、より実効性の高いグループマネジメント体制の確立を進めていきます。