グループマネジメント
レゾナックグループは、グローバルに事業を展開する企業として、グループ全体の最適な価値創出と持続的成長を実現するため、グループマネジメントの多層的な枠組みを構築しています。本ページでは、その基本的な考え方と体制について説明します。
グループマネジメントの基本的な考え方
レゾナックグループでは、各事業の自律性とグループ全体の統制のバランスを重視した経営を行っています。その中核となるのが、グループ経営規程を基軸とした規程体系および、事業部や本社コーポレート機能(CXO組織)等に対して設定された役割分担です。
なお、グループ経営規程は、グループ全体において共通の理解のもと継続的に活用されるべき基盤として適宜見直しを実施しています。近年においては地域統括機能(Regional Headquarters:RHQ)をCXO組織とともにディフェンスラインにおける第二線として位置付け、その役割を明確化しました。これにより、事業部門(第一線)に対する適切な監督・支援機能を強化し、グループ全体のガバナンスの実効性向上を図っています。
規程体系
グループマネジメントを支える規程は、以下のような階層構造(ピラミッド構造)で整理されています。

- 経営理念:グループ全体の存在意義・価値観を規定
- グループ経営規程:グループ経営の基本方針および統制の枠組みを定義
- CXO組織所管の個別規程:各機能領域における具体的なルールを設定
- 業務手順・マニュアル:各組織・各拠点における実務レベルのルール
このような階層構造により、上位方針、特にパーパス&バリューと現場の実務を一貫して結びつけ、グループ全体での整合性ある運営を実現しています。
グループマネジメント体制
レゾナックグループでは、ディフェンスラインの考え方に基づき、各組織の役割と責任を明確にしています。
- 第一線(事業部門・関係会社) 本社事業部門および国内外関係会社が、日々の業務遂行およびリスクの一次的な管理を担います。
- 第二線(本社コーポレート機能・RHQ) 本社コーポレート機能およびRHQが、第一線に対するモニタリングおよび支援を担います。特にRHQは、地域特性を踏まえた統制・支援機能を担うとともに、本社コーポレート(CXO)機能による方針を各地域に展開・具現化する役割を果たし、グループ全体の方針と各地域の実情をつなぎます。
- 第三線(内部監査機能) 内部監査部門が、全体の統制およびプロセスの有効性を客観的に評価します。
この三層構造により、適切な牽制と支援のバランスを確保し、ガバナンスの高度化を実現しています。

今後の取り組み
レゾナックグループは、環境変化や事業ポートフォリオの進化に対応しながら、グループマネジメントの枠組みを継続的に見直し、高度化していきます。今後も、規程体系や体制の整備・運用を通じて、グループ全体の企業価値向上に取り組んでいきます。
TOPICSGlobal Kickoff Meeting 2026
当社グループでは、グループ全体の方向性を共有し、経営陣の認識を揃えるための重要な取り組みとして、毎年「Global Kickoff Meeting」を開催しています。
2026年の「Global Kickoff Meeting」には、グループ本社の経営幹部や主要関係会社の社長など、国内外から総勢161名が参加しました。また、本年は社外取締役・社外監査役にもご参加いただき、経営の透明性やガバナンスの観点からも、より多様な視点で議論を行う機会となりました。
会議当日は、各CXOや事業部長より、2026年度の事業方針や注力トピックスについて発表が行われました。各部門で進めている業務効率化の取り組みやAI活用の具体事例なども共有され、グループ内で広く共有可能な知見も多く示されました。
また、参加者同士の「共創」を目的とした交流時間では、部門・地域の枠を超えて活発な意見交換が行われ、新たな気づきや連携の可能性が広がりました。
参加者からは、「直接の対話を通じて経営の方向性への理解が深まった」「社長の強い思いを直に感じることができて良かった」「ネットワーキングの機会として有意義だった」といった声が寄せられており、グループ全体のマネジメント体制強化に貢献する取り組みとして評価されています。

Global Kickoff Meeting(2026年3月)