プラスチックのリサイクルを川崎ブレイブサンダースの選手と一緒に考える

2025年06月07日

レゾナックの川崎事業所では、川崎ブレイブサンダースとの共創により、地域や次世代に貢献するための新たな取り組みとして、“リサイクルの大切さを知ろう!工場見学会”をスタートしました。川崎ブレイブサンダースの選手と一緒に、子どもたちが、レゾナックの川崎事業所のプラスチック・ケミカル・リサイクル施設を見学し、リサイクルの大切さを考える機会とすることが目的です。本レポートでは、2025年6月に実施した第一回の取り組みをレポートします。

■社会課題:資源循環、次世代教育
■価値の創出(社会課題の解決):子どもたちや地域の皆さまに、リサイクルの大切さとスポーツの楽しさを啓発
■活動名:“リサイクルの大切さを知ろう!工場見学会with川崎ブレイブサンダース
■実施日:2025年6月7日
■主催:(株)レゾナック 川崎事業所
「プラスチック・ケミカル・リサイクル」(プラスチックケミカルリサイクル | レゾナック)の事業を推進。使用済みプラスチックは、一般廃棄物の60%を占め更に種類や材質が多種多様なことから、その処理方法が社会的課題とされてきた。プラスチック・ケミカル・リサイクルは、この使用済みプラスチックを化学の力でアンモニアや炭酸ガスとしてリサイクルする仕組み。
■共催:川崎ブレイブサンダース(B.LEAGUE所属のプロバスケットボールチーム)
バスケットボールやホームゲームを通じて、すべての人に「健康」と「働きがい」の機会を提供。川崎をより「住んで幸せな街」にするというコミットメントのもと、SDGsプロジェクト『&One(アンドワン)』を推進している。このような川崎ブレイブサンダースのコミットメントに共感し、レゾナックは2023-2024シーズンから、『&One』オフィシャルパートナーに就任。

 

-家庭から回収されたプラスチックをケミカルリサイクルする仕組みを理解し、分別の大切さを実感する
まずは、プラスチック・ケミカルリサイクルの現場見学です。家庭から回収されたプラスチックゴミを破砕して成型する「破砕成型工程」と、成型したプラスチックをプラントで化学的に分解、ガス化を行う、「ガス化工程」を見学しました。

「破砕成型工程」:家庭で分別廃棄したプラスチックゴミを細かく切り刻む機械、ゴミに混入している鉄など金属を磁石の力で取り除く機械、プラスチックを成型する機械などを、説明を聞きながら見学しました。一般家庭などから集められたプラスチックゴミには、プラスチック以外の金属ゴミが混入されていることもあります。特に最近多いのは、プラスチック製品に内蔵されているリチウムイオン電池などで、電池が混入していると、最悪の場合、火災になる可能性もあることや分別の大切さをお伝えしました。

「ガス化工程」:高さ60mの化学プラントを間近に見学しました。ガス化プラントには低温ガス化炉と高温ガス化炉の二つの分解炉があり、それぞれ600℃、1,400℃の高温でプラスチックゴミを分解し、水素と炭酸ガスが製造されます。水素は様々な化学製品の原料となるアンモニアに、炭酸ガスは飲料用炭酸やドライアイスになります。
質問コーナー:プラスチックゴミが、生活の中で身近に目にするような新しい製品として生まれ変わる過程を見学。「プラスチックゴミはどの地域から集めているのか」「リサイクルにかかる時間はどのくらいか」「なぜ化石燃料を使わずに高温分解できるのか」などいろいろな質問が出ました。

 

-SDGsワークショップを通して自分たちができることを考える

川崎ブレイブサンダースの長谷川選手と飯田選手との交流会を行いました。こどもたちから、憧れのバスケットボール選手へ「どうしたら背が高くなるか」、「ドリブルがうまくなるためにはどんな練習したらいいか?」などの質問があり、会場はとても盛り上がりました。

SDGsワークショップでは、今日の見学会のまとめとして、「リサイクルを拡げるためにできること」を一人ひとりが書いて貼りだしました。「学校でも家でもきっちり分別する」「今日のことを家や学校で伝える」「リサイクルの一歩目は自分」「ゴミは資源という意識」など、皆さんそれぞれか考えたことを共有いただきました。最後に、みんなで作ったシートを掲げて記念撮影しました。

 

参加者のコメント

  • リサイクルのことを知ることができた。分別することが大切で、自分たちでも力になることができることを学ぶことができました。【小学生】
  • 600℃と1,400℃でプラスチックが分解されることに驚きました。学校の作文に書きたいと思います。【小学生】
  • 小学4年生の子どもが社会の授業でごみ処理のことについて学び、社会科見学で先月ゴミ処理場を見学したところだったので、とてもタイムリーでした。【保護者】
  • 今回、選手との交流が行なえたことで、子どもが「試合に行きたい」と前向きな気持ちになったことがとても良かったです。【保護者】
  • 初めて聞くことが多く、非常に勉強になりました。リサイクルが自分たちの分別から始まることも、改めて考える機会になりました。リサイクルを広めていくために、僕たちができることでもあるので、しっかりと伝えていきたいと思いました。【長谷川選手】
  • これまで、自分たちの出しているゴミが、どのように処分されているか考えたことがなっかたです。いろいろな方法で、リサイクルされていることが分かりました。僕たちもクラブとしてSDGsの活動をしていますので、チームの選手・スタッフはもちろん、クラブに関わる皆さんと、少しでもその意識を持てもらうようすることは、自分たちができる第一歩だと思います。【飯田選手】
  • 私たちレゾナックが培ってきた技術が、川崎ブレイブサンダースとの共創を通じて、目に見える形で地域貢献や世界への発信ができればとても素敵なことだと思います。その実現に向けても、今日のような取り組みを継続して進めていきたいです。来シーズンの再実施に向けて、更に皆さんに楽しんでいただけるようなイベントにしていきたいと考えています。【主催者】
     
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