ゴム成形用金型のしつこいゴム残さやガス汚れが簡単・すっきり!金型汚れに接着して除去するシート!

対象業種ゴム成形メーカー

用途想定成形金型の洗浄

ゴム成形品の品質維持には、金型に付着したゴムの残さやガスの汚れをしっかりと洗浄することが欠かせません。しかし、溶剤やブラスト材、ブラシによる金型の洗浄は、汚れを十分に落としきれないことや、金型の冷却・解体など洗浄以外の工程と時間を要するという課題がありました。
当社の開発した金型クリーニングシート<QMシリーズ>は、金型に挟んで加熱するだけで洗浄ができます。洗浄時間の短縮だけでなく、生産性の向上や品質維持に寄与します。

課題解決

時短・安全!金型を成形機から外さず洗浄できる

通常、金型を洗浄するには、洗浄前に金型の「冷却」「取外し」、洗浄後には金型を「取付け」「温め」と、洗浄以外にも多くの工程があり、手間と時間を要していました。
当社の金型クリーニングシート<QMシリーズ>は熱硬化性合成ゴムによる洗浄材です。シート内に含まれる洗浄剤が汚れに浸透し分解、合成ゴムの粘着力で汚れ成分を除去します。洗浄のため金型を分解する必要がなく、成形機に装着されている金型に挟んで、加熱する、という成型時と同じ工程で、金型に付着したゴム残さやガス汚れを除去することができます。

金型クリーニングシートの洗浄メカニズム

金型クリーニングシートの洗浄メカニズム

特長

短時間で金型を洗浄

重い金型を脱着することなく洗浄ができるので、作業の安全性を高めると同時に、大幅に洗浄工程を短縮できます。

金型クリーニングシートを使用した洗浄工程:1ショット

金型クリーニング工程の時間短縮効果例

金型クリーニング工程の時間短縮効果例

 

より安全な金型洗浄工程を実現

金型表面にブラスト材(粒体)を衝突させて、表面に付着した汚れを取り除くブラスト洗浄の場合、ブラスト材による金型表面への傷やブラスト材の飛散など、成形品の品質を劣化させる懸念があります。金型クリーニングシートなら、シート表面に汚れを接着させて除去することができるので、洗浄が原因の金型劣化を防ぐことができます。

使用条件(推奨)

  • 成形方法:コンプレッション成形・トランスファー成形
  • 金型:縦型
  • 金型適用温度:140-190℃
  • 対象:ゴム類

更新日:2023年5月30日

技術資料ダウンロード

資料では、ショット数など詳細データや従来金型洗浄方法との特性比較がご覧になれます。

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