インダクタ用 磁性粉封止材

製品基本情報

製品概要

電源系回路などに使われるインダクタ部品のコイルを封止する、磁性粉を配合した成形材料です。半導体用封止材で培った技術により高性能のインダクタ用成形材料を提供します。

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メリット

  • 高透磁率の金属粉を高充填することで、インダクタ部品の高インダクタンスと高耐電圧性を実現
  • 高生産性のトランスファー/コンプレッション成形に対応し、低圧成型、狭ギャップ充填が可能
  • 高強度、高耐電圧のため、高信頼性化に貢献

特性値

型式ごとの用途・特徴

型式名 CEL-M-5000/7000 CEL-M-7000W
用途 インダクター コイル搭載モジュール
特徴 低圧成型で高透磁率、低コアロスの磁気特性を発現する熱硬化性の材料です。 低圧成型で高透磁率、低コアロスの磁気特性を持ち、絶縁性の高い熱硬化性の材料です。
項目 単位 CEL-M
-5000M1
CEL-M
-7000MP45
CEL-M
-7000W
磁性粉含有率 wt% 95.5 97.0 95.5
密度*1 g/cm3 5.73 6.17 5.58
磁気
特性*2
透磁率 - 23 47 22
Pcv kW/m3 32 49 33
絶縁破壊電圧*3 V/mm 130 100 450
  • *1 トランスファー成型(175℃/6.9MPa)にてトロイダルコア (φ20*12*2mmt) を作製し、測定
  • *2 巻き数:20turn/5turn、Bm: 5mT、試験装置: SY-8218 (岩通)。
  • *3 φ50*2mmt 円板状試験片

巻線コイルインダクターの断面

磁性封止材を使用した低圧成型は、コイルの巻き崩れ、コイル変形、インダクター内部のクラックを予防できます。

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