半導体について学べるボードゲームを初公開

~半導体のイベントで、子どもたちに半導体と化学の面白さを伝える~

2025年02月03日
株式会社レゾナック・ホールディングス

株式会社レゾナック(社長:髙橋秀仁、以下、当社)は、1月24〜26日に横浜市で開催された、「YOXO FESTIVAL(よくぞフェスティバル)」において、半導体について学べるボードゲーム体験会および実験教室を開催しました。ボードゲームは、当社の有志が「ゲームという楽しい体験を通して、半導体について学べる機会を提供したい」という思いで、コンセプト・デザインを含めて新たに制作したもので、今回初めて公開しました。子どもたちは、ゲームを通して身近にある、ロボット掃除機やドローン、スマートフォンなどに、CPU(中央演算処理装置)や通信モジュールなどの半導体がどんな組み合わせで搭載されているのか、楽しく学びました。

半導体について学べるボードゲームを体験

CMP(化学機械研磨)工程をVR(仮想現実)で体感

光で硬化するUVレジンでキーホルダー作り

YOXO FESTIVALは、横浜未来機構主催、横浜市共催のイノベーションを軸とした都市型フェスで、今回が3回目の開催となります。当社が参加した、半導体後工程をテーマとする「みらいテクノロジー工房エリア」は、今回初めて開催されました。当社を含め、横浜近隣に「半導体後工程」に関連する拠点を構える企業・大学が集結し、来場者は、未来を支える半導体の技術を体験しました。

当社では、パーパスである「化学の力で社会を変える」を実践するために従業員が手挙げ制で活動するコミュニティ「REBLUC(Resonac Blue Creators)」を、2022年に設立しています。そのなかで、「化学の面白さを子どもたちに伝えたい」メンバーが集まり、「なぜなぜマーケット」として、化学を楽しむ機会を提供しています。

 

「なぜなぜマーケット」メンバーのコメント

化学に対し、難しいというイメージを持つお子さんがいますが、化学はとても面白く、社会への貢献も大きいです。また、化学メーカーや製造業は、地味なイメージを持たれることがありますが、とても創造的なことをしています。そんな化学の面白さを、体験を通して感じてもらいたいです。また、こういったイベントを通して、「実験や試行錯誤が新しいアイデアを生み出す」というプロセスを体験し、子どもたちに自ら発想し、挑戦する姿勢を学んでもらいたいです。
今回初公開したボードゲームは、身近にたくさんあるにもかかわらず、学ぶ機会が少ない半導体について、ボードゲームという楽しい体験を通して学ぶ機会を提供したい、という思いで制作しました。

今後も、教育機関や行政、NPO(非営利団体)などと連携することにより、共創・コラボレーションを拡大し、新しいイノベーションにつなげてまいります。

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