工場夜景ファンに人気を誇る川崎の「ホワイトキャッスル」がクッキー缶になって登場!

2023年07月04日
株式会社レゾナック・ホールディングス

 全国的に有名な川崎の工場夜景をテーマにしたクッキー缶が発売されることとなり、その第一弾として、株式会社レゾナック(社長:髙橋秀仁、以下、当社)の川崎事業所にある、通称「ホワイトキャスル」(「川崎プラスチックリサイクル(KPR)」プラントの夜景)が採用されました。

 日本で初めてクッキーを販売し、川崎市に生産拠点を置く株式会社泉屋東京店が、川崎の工場夜景をテーマにしたクッキー「ヒカリノイズミ」を6月8日に発売しました。缶パッケージと紙パッケージで販売されています。当社のKPRプラントが採用されたのは缶パッケージ版です。事業所内の「川崎プラスチックリサイクル(KPR)」プラントは、暗闇に白く浮かび上がる荘厳な姿から「ホワイトキャッスル」という愛称で呼ばれており、工場夜景ファンの間では知らない人はいないほど、高い人気を誇っています。今回の写真には、川崎の工場夜景の普及、発展に尽力してきた工場夜景写真家・青木秀道氏の作品が使用されています。

クッキー缶

「ヒカリノイズミ」クッキー缶パッケージ

昼間の川崎プラスチックリサイクル(KPR)プラント

工場夜景ファンで知らない人はいない「ホワイトキャッスル」は国内リサイクルの先駆的建物

 川崎市臨海部は工場夜景発祥の地として有名で、なかでも当社川崎事業所のKPRは工場夜景ファンから高い評価を受けています。建物の高さは60メートル、幅30メートル。
 このホワイトキャッスルと呼ばれるKPRプラントは、使用済みプラスチックの処理という社会課題の解決に役立っており、当社川崎事業所では、2003年から使用済みプラスチックを化学品原料にリサイクルする「プラスチックケミカルリサイクル事業」に取り組んできました。
 KPRでは回収された使用済プラスチックを熱分解によりガス化し、水素や一酸化炭素を取り出し、一酸化炭素は炭酸やドライアイス製品に、水素はアンモニアの原料として利用しています。そのほか、水素は燃料電池車やホテルに設置された燃料電池の発電用として供給するなど、脱炭素社会実現に向けた取り組みにも貢献しています。当社は、今後も環境に配慮した生産設備・技術の導入や積極的な環境対策の推進、高度循環型社会を支える製品の供給等により、社会全体の脱炭素やカーボンニュートラルへの実現を含め、グローバル社会の持続可能な発展に全力で取り組みます。

使用済みプラスチックの化学原料リサイクル事業

■ご参考■

・川崎工場夜景をテーマにしたクッキー「ヒカリノイズミ」の完成報告会が⾏われました(川崎市ホームページ)
  https://www.city.kawasaki.jp/templates/press/280/0000151841.html

・川崎工場夜景をテーマにしたクッキー「ヒカリノイズミ」の販売 | 観光協会からのお知らせ・更新情報 | 一般社団法人 川崎市観光協会 (k-kankou.jp)
  https://www.k-kankou.jp/topics/detail.html?CN=366361

・KPRの紹介
  https://www.resonac.com/jp/kpr

・使用済みプラスチックを原料としたサプライチェーンで国内初の国際認証取得
  https://www.resonac.com/jp/news/2023/05/18/2496.html

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