2社統合で改革を進化、変革推進の軸は「共創型人材育成」

~「第2回日経統合報告書アワード」表彰式、高橋CEOがグランプリ受賞の挨拶~

2023年03月17日
株式会社レゾナック・ホールディングス

 株式会社レゾナック・ホールディングス(社長:髙橋秀仁)は、日本経済新聞社が主催する「第2回日経統合報告書アワード」においてグランプリを受賞し、2023年3月16日に日経ホールで開催された表彰式に出席しました。
 高橋CEOは挨拶で「当社は、ポートフォリオ戦略であるスペシャリティケミカルの会社への進化のため、自律的で共創的な人材育成を通じパーパスを実現します。これこそが、レゾナックの人的資本経営です」と話し、新生レゾナックとして、両社の企業文化を一つにし、人材育成に尽力することを改めて伝えました。

日経統合報告書アワードロゴ

 当日は、受賞社表彰式のほか、日経統合報告書アワード関連セミナー「企業価値創造のために~進化する統合報告書」が行われました。当社からは髙橋CEOと、サステナビリティ部長の松古樹美が出席し、髙橋よりグランプリ受賞のスピーチを行うとともに、松古より「22年度統合報告書」についてプレゼンテーションを実施しました。 

記念の盾を持ったCEO
記念の盾を持った髙橋CEO

■髙橋CEO挨拶要旨
レゾナック誕生の初年度にこのような賞をいただきまして、ありがとうございます。2022年度の統合報告書は、旧昭和電工と旧昭和電工マテリアルズ(旧日立化成)の法人統合を前に、経営陣と両社社員が協力して作り上げた渾身の一冊です。レゾナックが何を目指すのか、何を成し遂げようとしているのかを伝えようとしました。レゾナックの経営陣は、両社と外部から集まった多様性のあるメンバーで構成されています。そのメンバーが、『チーム髙橋』として、それぞれの強みを活かしながら、パーパスである『化学の力で社会を変える』の実現に取り組んでいます。そして、私がCEOとして最優先に取り組んでいるのが、人材育成です。ポートフォリオ戦略であるスペシャリティケミカルの会社への進化のため、自律的で、共創的な人材を育成することで、パーパスを実現します。これこそが、皆さまに期待していただきたいレゾナックの人的資本経営です。今回のグランプリに満足することなく、今後もより良い統合報告書を発行していきます。そして、それ以上に重要なこととして、統合報告書で説明したことを実行していきます。これからも覚悟と信念をもって経営にあたりたいと思いますので、是非レゾナックをご支援ください。

■サステナビリティ部長 松古コメント
私たちは、統合報告書を通じて「今まで、どのような価値をどのように生み出してきたのか」「これから価値を生みだしていく仕組みや能力があるのか」をステークホルダーの皆さまに説得力をもってお伝えすることで、経営チームへの信頼を醸成したいと考えました。2022年度は、伝えたいことはたくさんあるものの、まだ実績を十分にお示しできないタイミングでした。そうであれば、リーダーシップ、コミットメント、意気込みを語り、目指す姿に向かうプロセスをお見せするしかない。今回の統合報告書作成は、新会社としての方向性や価値観を醸成していく大切な過程であったと感じています。ここをスタートラインとして、ステークホルダーの皆さまとの対話を進めてまいります。

髙橋さんと松古さん
左)髙橋CEO、右)サステナビリティ部長 松古

今回の受賞を励みに、皆さまに選び選ばれ、連携を深めることで、よりよい社会を創造していく「共創型化学会社」を目指していきます。

■ご参考
「第2回日経統合報告書アワード」グランプリ受賞のお知らせは、こちらよりご覧いただけます。
「SHOWA DENKO Report 2022」は、こちら よりご覧いただけます。

■「日経統合報告書アワード」とは
日本経済新聞社が日本企業の発行するアニュアルレポートの更なる充実と普及を目的に、1998年より実施してきた「日経アニュアルリポートアウォード」を2021年度から「日経統合報告書アワード」に改称し、再編・拡充されたものです。2年目を迎える今回は、387社が参加し、グランプリ3社(当社含む)、グランプリE賞1社、グランプリS賞1社、グランプリG賞1社、準グランプリ6社、新人賞1社、審査員特別賞1社、優秀賞41社が選ばれました。
詳細は、以下のウェブサイトをご参照ください。
https://adnet.nikkei.co.jp/a/nira

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