育休制度を上司が直接説明することで、男性従業員8割の取得を実現

~男性従業員の育児休業取得率向上を目指し、更なる施策を開始します~

2022年09月14日
昭和電工株式会社

 昭和電工株式会社は、今年10月からの産後パパ育休(出生時育児休業)制度の施行に伴い、男性従業員が育児休業を取得しやすい環境づくりをさらに促進します。

 昭和電工では、2008年より男性従業員の育児休業取得促進を目的としたキャンペーン「パパキャン」を実施しています。このキャンペーンでは育児休業が取得できる対象者に対して、制度の内容を記載した説明書類と育児休業取得のための申請書を上司が直接本人に手渡して説明することにしており、上司の理解と対象者本人が育児休業を取得することについての動機づけに繋げています。こうした取り組みの結果、2021年には育児休業取得率79.0%(民間企業平均取得率14.0%)と、高い水準を達成しています。

 今年からは新たに、父親が家事や育児に参画することの重要性を理解して、職場や家庭での行動に繋げるための、外部講師による「パパ・プレパパセミナー」を開催しています。さらに、育児休業を取得した経験がある男性従業員の経験談を聞いて、自身の育児休業取得や復職後の業務と育児との両立に活かすための「パパ・プレパパ座談会」の開催、社内SNS上での子育てコミュニティの立ち上げ等を行いました。今後は、男性従業員の育児休業や育児に関する体験談を社内に積極的に周知する活動も開始します。

昭和電工グループは、男性従業員の育児休業取得率向上が従業員の多様性や個性を当たり前のこととして尊重する組織風土を作り、従業員のエンゲージメント向上に寄与すると考えています。昭和電工グループは今後も、パーパスを体現する自律的・創造的な共創型人材が活躍できる企業文化を醸成していきます。


〈昭和電工の男性育児休業の取得率〉

昭和電工の男性育児休業の取得率

 * 出典:令和2年度雇用均等基本調査、および、令和3年度雇用均等基本調査

 

〈男性育休プロジェクトへの賛同〉
昭和電工および昭和電工マテリアルズは、積水ハウス株式会社が進める「男性育休プロジェクト」*に賛同し、男性従業員の育児休業取得を促進していきます。

* 男性育休プロジェクトとは、積水ハウス株式会社が「わが家を世界一幸せな場所にするというビジョンのもと、日本でも男性の育児休業取得が当たり前になる社会を目指して活動してきたプロジェクトです。9月19日を「育休を考える日」に制定し、企業で働く男性の育休取得実態を探る「男性育休白書」の発行や情報発信の場として「男性育休フォーラム」の開催などを展開しています。

育休を考える日のロゴ

 

以 上

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