「日ASEANビジネスウィーク2022」に登壇し、半導体材料グローバルサプライチェーン強化の取り組みを紹介

2022年06月13日
昭和電工マテリアルズ株式会社

昭和電工マテリアルズ株式会社(社長:髙橋 秀仁、以下、昭和電工マテリアルズ)は、5月30日~6月3日に開催された「日ASEANビジネスウィーク2022」に参加し、当社の半導体材料グローバルサプライチェーン強化に関する取り組みを紹介しました。

経済産業省や日ASEAN地域関係機関等が主催する当シンポジウムは、ASEAN地域におけるビジネスの現状や今後の可能性を考察することを目的に、昨年に続いて開催されました。最終日となる6月3日は「日本企業のASEAN進出状況とASEANの最新のビジネス事情」をテーマに講演等が行われ、その中の「サプライチェーン強靭化・高度化を通じた日ASEAN一体となった成長に向けて」のセッションでは、登壇各社による先導的な取り組み事例の紹介やパネルディスカッションが実施されました。

当社からは、情報通信事業本部グローバルSCMセンタ副センタ長の井深 栄治が登壇し、昨今の原材料不足や米中貿易摩擦等による半導体材料サプライチェーン上のリスクや、製造過程の環境負荷に関するお客さまへの情報開示や強制労働等人権侵害を行っていないことの保証等に対し、自社だけでなくサプライヤー等も含めた対応が求められることを説明しました。加えて営業部門を窓口にした従来のコミュニケーションに加え、会社全体で課題を可視化・共有するという行動が求められていると話しました。これらの課題に対応して当社半導体材料事業では、サプライヤーからお客さまに至るサプライチェーン情報を一元管理するデータベースを構築し、リアルタイムでの重点リスクの計測や、リスク対応を含めた事業判断のスピード向上、事業最適化等を目指します。パネルディスカッションの中で井深は、社内だけでなくサプライヤーや業界団体とも連携し、課題に応じて柔軟なコミュニケーション行うことが大切だと話しており、当社は将来的に、今回構築するデータベースを介してサプライヤーと最新データを双方で共有することで、サプライチェーン全体のリスク低減や効率化を図る計画です。

昭和電工マテリアルズは、今回のデータ一元管理・運用によるサプライチェーン強化を通じて昭和電工グループの半導体材料事業を一層強化し、日本の半導体材料産業全体の競争力の維持・強化に貢献してまいります。

 

〈日ASEANビジネスウィーク2022について〉
日時:2022年5月30日~6月3日
共催:経済産業省、日本商工会議所、日本経済団体連合会、日本貿易振興機構(JETRO)、経済産業研究所(RIETI)、国際協力機構(JICA)、東南アジア諸国連合貿易投資観光促進センター(日本アセアンセンター)、ASEAN事務局、ASEANビジネス諮問評議会(ASEAN-BAC)、ASEAN・日本経済協議会日本委員会(AJBC)、東アジア・アセアン経済研究センター(ERIA)、日アセアン経済産業協力委員会(AMEICC)事務局

〈登壇者情報〉
昭和電工マテリアルズ(株)
情報通信事業本部グローバルSCMセンタ副センタ長井深 栄治

ソニー株式会社にてケミカルデバイス部門のサプライチェーン構築、経営企画などを歴任。その後サンゴバン株式会社で購買マネージャーとしてプラットフォーム組織を構築。2021年に当社に入社、複雑化する半導体事業サプライチェーンマネジメントの強化を担う「グローバルSCMセンタ」が同年7月に創設され、副センタ長として、事業全体の情報の可視化・高度化やプラットフォーム構築に取り組んでいる。JILS国際物流管理士

 

〈当社のサプライチェーン強靭化の取り組みについて〉
半導体材料グローバルサプライチェーンを強化

 

以上

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