中国・武漢に自動車用樹脂バックドアモジュールの製造拠点を設立
- 開所式を実施、2021年秋より本格稼働 -
2021年05月24日
昭和電工マテリアルズ株式会社
昭和電工マテリアルズ株式会社(取締役社長:丸山 寿、以下、昭和電工マテリアルズ)は、連結子会社の蔼司蒂汽車配件(鄭州)有限公司(董事長:加藤木 茂樹、中国河南省鄭州、以下SDAZZ)が2019年11月中国湖北省武漢市に設立した武漢分公司の設備工事完了に伴い、5月21日に開所式を行いました。当日は、武漢市政府や取引先関係者はじめ、約100名の方に出席いただきました。
今後、武漢分公司では、設備の試運転を経て、2021年秋より自動車用樹脂バックドアモジュールの量産を開始します。
昭和電工マテリアルズの樹脂バックドアモジュールは、後部ガラスやリアランプなどを組み込んでモジュール化した樹脂製のドア部品です。当社が強みとする樹脂材料・部品構造の設計、成形・接着技術を生かすことで、必要とされる強度、剛性を確保しつつ、従来のスチール製のバックドアに比べ、軽量化や高いデザイン自由度を実現している点が評価され、SUVを中心とした自動車に採用されています。
現在、自動車市場は、新型コロナウイルス感染症の影響から回復しつつあり、今後さらに拡大すると予想されており、特に電気自動車(EV)やハイブリッド自動車(HEV)などの電動車市場は、2030年には自動車市場全体の半数以上を占めるまで急成長すると予測されています※。
中国は、すでに世界最大の自動車市場であり、かつ世界最大のEV市場として急拡大を続けています。昭和電工マテリアルズは、SDAZZに続き2拠点目となる武漢分公司を稼働させることで、拡大する需要に対応する体制を整えるとともに、お客さまへの迅速な製品供給を実現し、サプライチェーンの安定化にも貢献します。
昭和電工グループは、モビリティ事業を今後のグループの成長を担うコア成長事業として位置付けています。当社グループは今後もお客さまのニーズを的確に捉え、こうした課題を解決するソリューションを提供する企業として、社会に貢献してまいります。
- ※ 出典:IHS Markit社調べ
蔼司蒂汽車配件(鄭州)有限公司の概要
武漢分公司の概要
以上
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