事業戦略ーイノベーション材料
製品ラインナップ

イノベーション材料事業の使命
次世代事業のイノベーションや競争優位製品の創出に貢献するプラットホームとして、社内共創を通じて新たな機能を有するイノベーション材料を創出し、独自の技術・素材を提供する事業体であり続けます。

長期ビジョン実現のための強みと競争優位性
レゾナックが持つ様々な強みや競争優位性を活かし、2030年に「世界トップクラスの機能性化学メーカー」「世界で戦える会社」になることを目指します。
- 幅広い製品ラインアップとオンリーワン・競争優位製品を生み出してきた有機・高分子・セラミックスなどの材料技術・生産技術の保有
- 多種多様な用途の顧客ニーズに合わせてカスタマイズされた製品・サービスの提供
- 豊富な顧客層を通じた市場ニーズの先取りと開発への反映
- 川上および川下素材における社内コア技術の融合と情報の集合知化、社内共創による、新たな機能を有するイノベーション材料の創出
DX+市民開発の促進による現場力の強化推進
セラミックス事業部の製造課では、運転員自らが学び発展させたRPAやBIツールアプリの市民開発による業務改善活動が行われています。この活動は、安全・安定運転、絶対品質の確保、生産効率の向上などに絶大な貢献をしています。機能材料事業本部では、この活動をさらに拡大するためにDX推進担当を設置し、CDIO組織との連携を強化しています。これにより、生産部門だけでなく、SCM、経理、総務、開発や営業などの他業務や他の事業部門にも広がり、お客さまの利便性の向上や未来に向けた事業創造への貢献が期待されています。
長期ビジョン実現に向けたイノベーション材料の戦略
- イノベーション材料セグメントでは、当社のコア成長事業、安定収益事業および次世代事業のイノベーションや競争力強化を支える技術プラットホーム事業として幅広い技術・素材を提供しています。
- 今後も、市場で価値が認められる無機、有機などの機能素材を時代の変化に先んじて提供することで、中長期的に新たな事業を生む母体となり、パーパスの実現に貢献します。
2030年のありたい姿とロードマップ
イノベーション材料事業 TOPICS 2025
セラミックス技術を活かした半導体材料技術の創出(次世代CMPスラリー)
レゾナックでは、旧昭和電工と旧日立化成の統合以来、技術・人材の融合による新技術・価値創出が進んでいます。レゾナック・セラミックス(旧昭和電工セラミックス)の研磨粒子技術と、山崎事業所(旧日立化成)の半導体・電子材料技術を融合し、現在、半導体前工程向け次世代CMPスラリーの開発に取り組んでいます。半導体多層化や配線ピッチの狭小化などに対応する平坦化技術など新たな価値が創出されています。

環境性能を高める真空断熱ガラス封着剤「Vaneetect」の創出(低融点ガラス
低温封着可能でRoHS指令規制物質を含まない「Vaneetect」は、建築分野で普及が進む真空断熱ガラス(VIG)の封着材に使用されます。VIG製造時のエネルギー削減や工程時間短縮によるCO2排出量の削減、窓ガラスの断熱性能の向上、ガラスのリサイクルを可能にすることで環境性能の向上が期待されています。さらに研究開発部門との連携により、電子デバイスやセンサの封止・封着への応用検討も進めています。

持続可能な社会の発展に貢献する車載用リチウム電池用バインダーの創出
電動化が進む自動車分野では、駆動用電源として使用されるリチウムイオン電池にさらなる高入出力、長寿命化が求められています。
レゾナックでは、負極バインダーの設計技術や評価技術の知見を活かし、充電時間の短縮や航続距離の延長に貢献する車載用「ポリゾール LBシリーズ」を開発しました。
xEVへの搭載を通じて、カーボンニュートラルへの貢献を含めた持続可能な社会の発展に貢献しています。
